アラサー男の晩ごはん

〜 おうち時間を彩る料理 〜

実家の婆ちゃんが育てた 〜スナップエンドウと桜エビのパスタ〜 

突然ですが僕の実家は農家です。

 

 

九州の電車も高速道路もなく、片側1車線しかないのどかな離島で育ちました。

(遊びは、釣りかカラーボール野球)

 

先日、2年ぶりに実家に帰省した時の出来事。

 

4日間の帰省を終え気持ちもリフレッシュし、さ〜明日からまた頑張ろうと

帰宅の準備をしている時でした。

 

婆ちゃん『お〜もう帰るとね〜〜〜???』

 

管理人 『今日の夕方帰るよ〜〜』

 

婆ちゃん『そうね〜頑張らなたい!』

    『これ持って行きなさい〜〜』

    

      (おもむろにレジ袋を渡される)

 

管理人 『ありがとう〜 何??』

 

 

 

 

 

 

 

スナップエンドウ約 1 kg

1本あたり9g   = 軽く100本オーバー

 

 

 

 

スナップエンドウは大好きだ。

 

 

 

だがしかし、到底一人暮らしの僕が消費できる量ではない。

 

 

 

『ありがとう婆ちゃん俺、頑張るよ。』

 

 

 

 

婆ちゃんが丹精込めて作った大量のスナップエンドウ入りのレジ袋を手に僕は島を出た。    

 

 

    Fin.

 

 

 

 

 

 

 

ということで今回はスナップエンドウを使った

パスタを作って行きます!!!

 

今回はニンニクと桜えびの香りをメインにオイルベースで作って行きます。

 

 

スナップエンドウと桜えびのパスタ☆

 

材料 2人前

 

パスタ麺         160g   or    200g(大盛り)

 

スナップエンドウ     12本

(スジを取っておく)

 

桜エビ          7g

(飾り用でひとつまみずつ取っておく)

 

ニンニク         1片

(包丁の腹で一度潰してみじん切りに)⇦潰す方が香りが出やすい

 

オリーブオイル      40cc

 

ミニトマト(お好みで)            5、6個 

入れる場合(1/4)にカット

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

味付け用

 

昆布茶                         小さじ1

 

薄口醤油         大さじ1

 

ブラックペッパー     適

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

仕上げ

 

エキストラバージンオイル (あれば)

パセリ

 

 

 

  ・作り方・  

 

1.まずパスタ用のお湯を沸かします(分量外)

 1ℓのお湯に対し小さじ1  濃度で言うと0.5%

 パスタのお湯はたっぷり使いましょう!!

 

 

2.お湯が沸く間に、スナップエンドウ、トマト、ニンニクの

 下処理を終わらせます。(各材料の下部に太字で記載)

 

3.材料が全て揃ったらまずソース作りに取り掛かります。

 パスタが茹で上がったタイミングでソースができてないと

 必ずバタバタする為⇦現場で経験済み。

 絶対にパスタはまだ入れないでください。

 

 オリーブオイルとニンニクをフライパンに入れます。

 火は入れ終わってから火を付ける。温度が高すぎると焦げて風味が悪く。。

 弱目の中火キツネ色になるまで炒めます。

 鍋を回したりして全体的に同じ色になるように!!

 

 ↓画像参照

 

 

 

 

こんな感じであらかじめ具材を揃えるとやりやすいんですよね〜。。。え??

 

”てめーーーー!!!  

言ってる事とやってる事が違うじゃねーーーか!?

既にパスタインしてるじゃねーか!!!!”

 

 

 

 という声も聞こえてきそうですが、料理人の世界なんてそんなもんです。

 言ってることがコロコロ変わるし、上司ごとに言ってることが違います。

 

 今の会社はそういうことも特になく、仕事に励めています。感謝!!!

 

 というのも、パスタを既に茹でていれば茹で汁がありソースを先に

 作れるのですが、家庭で茹で汁ありますって所はまず無いので

 このタイミングでパスタを投入します。

 オイルパスタはソースのベースになるのが茹で汁とオリーブオイルなので

 ”そうせざるを得ない。”というのが本音です。

 トマトパスタやクリームパスタの場合は先にソースを仕上げましょう!!

 

4.パスタを表示時間より1分短く茹でます。(アルデンテに)

 入れた直後はなるべく折れないように軽く沈める(動かさない)

 1分程したらゆっくり混ぜてほぐしてあげましょう。

 (入れた直後はパスタが折れやすい)数回に分けて最後はしっかりほぐします。

 ここで一緒にスナップエンドウも加えます。

 1分30秒程茹でて一度水に落とす(色止め)

 (変色が止まり提卓まで綺麗な緑色をキープできます)

 飾り用に2本だけ縦半分に裂いておきましょう。

 

5.パスタを入れたら、桜エビを極弱火で炒めて香りをオイルに移します

 フライパンを揺らしながら磯の香りを楽しんでください。え

 次に火を止めてトマトを加えます。 軽く潰して炒める

 

 

6.フライパンをガス台から外しソースの温度を下げる

 オイルの温度が高いと茹で汁が沸騰し水分が飛ぶ

      ↓

 塩分濃度が上がり塩辛くなる

 オイルパスタを作る際はこのやり方の方が、

 後で水分を加える手間を省けます。

 

 

7.ここからソースを仕上げます。

 茹で汁   150 cc

 昆布茶   小さじ1

 薄口醤油  大さじ1

 

 を加えて軽く温める 弱中火

 

8.そろそろパスタが茹であがると思うのでソースを一瞬強火で沸かします

 フライパンをゆすって乳化させる

 もし油が多かったら普通の水を少し加えて下さい

 茹で汁を入れると塩辛くなります。

 乳化できてるソース↓

写真は別のパスタですが乳化できてるとこのようにソースが白濁します。

 オイルと水分の境目がない綺麗に乳化できた状態です。

 ここからさらにパスタが水分を奪っていくのでパスタを投入 

 する前は、少し水分を多く加えておくのがポイントです。

 

 どうしても乳化が上手くいかない時は、バターを小さじ1程加えてみて下さい

 乳製品を加える事で少し乳化しやすくなると思います。

 

9.ソースが完成したらパスタを絡めてしっかりと混ぜます。

 ここでしっかり混ぜることで乳化が進み分離しにくくなる。

 もしオイリーになった時は先ほどの様に水を少々加えましょう!

 先に茹でていた婆ちゃんのスナップエンドウも加えます。👵

 

10.あればバージンオイルを少し回し入れて、昆布茶、ブラックペッパーで

 味を整える。

 パセリ、キープしておいた桜エビを最後に散らすと、

 ソース中のしっとりな桜えびと乾燥したサクサクの桜エビの食感も増えますし見栄えも◎

 

飾りはお好みで!! 

仲のいい同僚に作ったのですが、好評な一皿でした。

 

 

3月〜6月が旬の桜エビと春は終わりそうな時期ですがスナップエンドウもまだまだ美味しいので是非一度作って見て下さい🤞

 

 

 

そして大量のスナップエンドウは、一掴みだけ自宅にキープして残りは会社の同僚に配りました。笑

皆様から凄く美味しいと言って頂けたので婆ちゃんも喜んでくれると思います。

 

 

ありがとう婆ちゃん。

 

 

 

最後に管理人おすすめのパスタ麺を紹介させて頂きます。

実際にホテルでも使用されているパスタ麺のブランドです。

コシがあり、麺にソースが絡みやすいのでとても使いやすいです。

バリラ PASTA  乾麺 1.7mm

[rakuten:soukaidrink:10007644:detail]

 

 

 

一人暮らしを始めた方に向けて。。。

 

業務用で5kgで約1800円なので

 

5000÷1800=2.77 1g当たり 2.77円

1食で使うパスタ麺が100gだとしたら 277円

 

作るパスタの具材にもよりますが大体一食で

300円〜500円で食べることができます。

 

僕も外食は好きですが外食頼りの皆さん、

自炊がいかにお得かがわかりますね。笑

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

 

 

   アラサー男の晩ごはん 管理人 ハチ