アラサー男の晩ごはん

〜 おうち時間を彩る料理 〜

赤ワインと野菜の旨味を凝縮!! おうちで濃厚ミートソース

ミートソース好きの読者の皆様こんにちは!!

 

今回はタイトル通り、ご家庭で作る

旨味が凝縮されたミートソースのご紹介です。

 

ミートソースと似たパスタでボロネーズが

ありますが、皆さんはこの違いをご存知でしょうか?

 

この系統のパスタソースの大元はボロネーズです。

イタリアのボローニャ地方で肉の塊を

赤ワインや香味野菜、トマトソースなどで

煮込みほぐしたものをパスタソースにしたものです。

 

一方でミートソースは、イタリアのボロネーズを

アメリカで簡易化された挽肉を使ったパスタソースに

なります。ケチャップや砂糖などが入る事が多い。

 

日本では、喫茶店などで広く普及し一般家庭でも

定番のパスタソースとして定着して行きました。

 

ボロネーズは、長時間煮込むので調理場などでは

深めのバットに肉塊、赤ワイン、トマトソース等を

入れてアルミで蓋をし2〜3時間煮込む

という作り方も出来ます。

単純に2〜3時間付きっぱなしで混ぜるのが

不可能なので、こういうオーブンに任せる

調理法がホテルは比較的多いです。

 

 

それでは作って行きましょう!!!!

 

 

 ミートソース 

材料

オリーブオイル        50cc

 

A.香味野菜(ソフリット)

↓を全てみじん切りにする

(プロセッサーがあるならそれで回す)

ニンニク              3片

玉ねぎ              1玉

人参             1/2本

セロリ(あるとより美味)     1/2本

 

トマト            1個

 か

ミニトマト          5〜6個

どっちかあればいいです!

無くてもいいけど入れるとフレッシュ感が増します!

適当にざく切りしておく

 

牛挽肉            500g

赤ワイン           200cc

 

B.ソースベース

トマトソース         200cc

ケチャップ          100cc

中濃ソース          大さじ3

醤油             大さじ2

砂糖             大さじ1

 

水              300cc

 

ローリエ(あれば)                         1枚

 

塩              適量

ブラックペッパー       適量

 

仕上げ

パセリ

パルメザンチーズ

 

 作り方 

まず、Aの香味野菜を全て切ります。

ニンニク以外はまとめてOK!!

 

 

切り終わったらオリーブオイルで

ニンニクから炒めて軽く色づいたら

残りの香味野菜を加えてしっかりと

炒めて行きます。これがソフリットです。

(イタリア料理でよく使われる香味野菜を

炒めて濃縮したベ野菜ペーストの様な物)

ここの炒め方でソースの野菜の甘みと

濃厚な旨味が引き出せます。

しっかりと焦げないように弱めの

中火で炒めて旨味を濃縮しましょう。

写真はレシピの分量より少ない量で作ってます。



 

放置してもしばらくは焦げないのでこの間で

Bのソースのベースを計量します。

全てボウルに合わせます。

 

次に、挽肉に塩、ブラックペッパーをし

フライバンで炒めます。

脂が多い時は、軽く切りましょう。

 

ソフリットを時々混ぜながら!!

 

 

ある程度色が変わったら、強火にして少し待ち

一気に赤ワインを加えてアルコールを飛ばします。

 

 

なるべく強火で一気に飛ばしましょう。

入れたら一瞬で沸くぐらいの温度で!!

火が弱すぎるとアルコールが飛びきれず

仕上がりがアルコール臭くなります。

 

※火災報知器の発動事故は

自己責任でお願い致します🌞

 

アルコールが飛んだら、中火にして

赤ワインを煮詰めます。

 

肉にしっかりと煮詰めた赤ワインが

染み込むようになっていたらOK!!

 

ソフリットは全体的に色が茶色、

まとまりが出来てきたらOKです。

 

鍋と材料の接地面にこすると簡単に取れる

焦げ付きが出てきます。

これが、食材の旨味です!!!

 

これが黒く焦げてしまうと、苦味、エグ味に

なってしまうので茶色いうちにしっかりと

ソフリットに戻してあげます。

 

イメージ的には

接地面で焦げ目

(香ばしい旨味)を作る

    ↓

それをソフリットに旨味を戻す

この作業の繰り返しをすることで、段々と

旨味が凝縮されて旨味の強い

ソフリットになります。

 

これはソフリットに限らず、

他の煮込みなどを作る時に使う

香味野菜にも同じことが言えるので

覚えておくと炒めるのも苦じゃ無くなります◎

 

 

 

ただ混ぜてるだけで単調で退屈だ、、、

 

 

なんて言わないでください。

 

 

 

 

『俺は今、旨味を凝縮している!!!』

 

 

 

那須川天心ばりの旨味の

 パンチを効かせてやるぜ!!!』

 

 

 

 

なんてくだらないことを考えながら

混ぜていると意外と早く終わるものです。

 

ついでになんだか面白くもなってきます。

 

 

 

単調な作業でも料理は全ての工程に

意味があるのでそれを知ることで、

楽しくなるし、面倒な工程も

逆にしないと気が済まなくなってきます。

 

 

個人的にはこの感情が料理が上手くなる

一番の近道なんじゃないかなと思ってます。

 

 

それを引き出せる、ブログを目指して行きますので

これからも当ブログをどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

なんだか、締めの挨拶のように

なってしまいましたが

 

 

そろそろソフリットがいい感じになって

きた頃だと思いますので、

先ほど炒めた挽肉とBのソースベースと

水300ccを全て鍋に入れて煮て行きます。

 

ローリエが家にあるなら1枚入れてください。

より、香りがよくなります。

ローリエを加えて煮詰めていく



そこから定期的に混ぜながら弱火で

2〜30分ぐらい煮詰めて行きます。

 

ソースがドロっとしてきたらOKです!!

 

 

 

塩、ブラックペッパーで

味を整えて完成です!

ミートソースはパスタの上に乗っている

のが多い気がしますが個人的には

フライパンでしっかり合わせた方が好きです。

香りがこっちの方がいい気がします。

 

ストレートのスパゲッティーでも

美味しいのですが平打ちの

タリアテッレや楕円形のリングイネ

などが個人的にはおススメです!!

 

 

ソースが麺と絡んで美味しいです◎

 

 

茹でたパスタと絡めて、

仕上げにパセリ、ブラックペッパー

パルメザンチーズをお好みでかけて完成です◎

 

揚げナスを乗せても美味しいです◎ 写真のパスタはリングイネ!!

 

今ひとつコクが足りないな〜って時は

バターを煩悩の数加えるとコクが増します。

煩悩が多い方はカロリーに気をつけてください。

 

 

いかがだったでしょうか??

このソースの味はトマトソースやケチャップ

などでしっかりと味は付きますが

差が出るポイントはやはりソフリットです。

 

 

このソフリットの炒め具合で旨味に

大きな差が出てくるので、しっかりと

後悔がないように炒めてあげましょう。

 

調理時間的には、そこそこの時間を

要しますので是非特別な日や

休みの日に作ってみてください◎

 

この倍の量で作って冷凍しとくのも

平日が凄く楽なのでおススメです🤞

 

 

最後にいつも使っているトマトソースの

ご紹介です。

カゴメの 基本のトマトソース 

ご家庭だとこのトマトソースが

一番使い勝手がいいかなと思います!

パスタ以外でもトマト煮込みや

ドリアなどにも幅広くご利用いただけます◎

 

 

 

 

今回もご覧頂き誠にありがとうございました。

 

 

アラサー男の晩ごはん 管理人 ハチ